ご無沙汰いたしております。「第47回総選挙結果に思う」

 今回奈良県第3区で民主党が候補者を立てられず、かつてご支持頂いた多くの皆さんから選択肢がないことについてのお叱りをいただいております。私自身も責任を感じております。前回の結果で、この20年間、自分なりに思いを込めて活動してきた地元でもパッと出の維新候補にも敗れる結果になり、全てを否定されたようで非常にショックを受けました。ここが潮時かと感じ、とりあえずは身を引かせて頂くことになりました。
 さて、今回自公が3分の2の圧倒的議席を確保しましたしたが、今回の自民党の得票数は、前々回の私自身が当選させて頂いた総選挙で自民党が惨敗した時よりも少ないとのことでした。この大いなる矛盾の原因は投票率の低さ、つまり無関心の拡大によるものと考えられます。自公にとっては投票率が低ければ低いほど、国民が政治に無関心であればあるほど有利となることは事実ですので、今回の安倍首相の解散のタイミングは実はこれを狙ったのではないかと思います。野党の選挙態勢が整わないうちの解散というのが表向きにいわれていますが。そういう意味で今回の解散は彼らにとってはまさにベストだったわけです。こんなところから集団的自衛権という名の自衛隊の事実上の米軍編入やら徴兵制やらが実現していくんでしょうね。