2015年を終えるにあたって

 間もなく今年も暮れようとしています。今年1年間にお世話になったすべての方々に心から感謝申し上げます。私にとってこの1年は短いながらも様々なことがあった52歳の1年でした。一五にして学を志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。論語の教えとしてあまりにも有名な言葉ですが、自分自身を振り返り、曲がりなりにもこのような人生を送れてきたのではないかと密かに思っております。
十五歳の中高生時代に書を読み学ぶ楽しみを知り、政治の道を志し、二十九歳の折に市議会議員に初当選。その後その道を突き進み、三十九歳で県議会議員に当選。この道を志した時からの念願であった衆議院議員に四十一歳で初挑戦、四十五歳で実現。そして五十歳を機に林住期に入ることを決意して、「山遊海想」の実践生活に入らせていただきました。今は平穏に日々を送りながら、この後は、「六十にして耳順う。七十にして心の欲するところに従い矩を超えず」という次なる遊行期には無為自然=大宇宙、内なる宇宙に耳を傾け、外なる宇宙に溶け込む その境地を目指してまいります。

今年最初の小屋開けです。

昨年末にに知り合いの鉄砲撃ちの方から頂いた鹿肉で美味しいカレーを食べようと、山仲間の西本氏と日帰りで来ました。到着時の気温は0℃でしたが、今日は日当たりよく風もなく薪ストーブを点火するとすぐに10℃まで上昇。炭火で飯盒炊飯、薪ストーブの熱で鹿肉とニンニクを炒めてから炭火でじっくりとカレーを煮込みました。とても美味しいカレーが出来上がり、日当たりのよいデッキでいただきました。

新年のごあいさつ

遅ればせながら皆様新年あけましておめでとうございます。当方現在、大阪市内の企業に勤務しておりますが、職種上、年末年始も業務に就くことが多く、ご挨拶も今頃になりました。また、今年も多くの方から年賀状も賜りましたが、そのような理由で、今年も年賀状は一枚も書くことができませんでした。失礼の段平にご容赦ください。本年も皆様にとってよい年であることを心から祈念申し上げます。
今年も暇があれば西吉野の山小屋に出かけて、薪割り、薪拾い、風呂焚き
、焚き火、山歩きなどを楽しみます。また天体観測、炭焼き、きのこ料理など新しい挑戦も。非日常な時間を過ごすことで自分を見つめ直す1年にしたいと思います。あと、これまで一人で来ることが多かったですが、今年は、気の合う山仲間とも楽しい時間を共有したいです。さらに山小屋だけでなく海辺での幕営や遠征登山、離島や知らない土地にも足を伸ばします。
このブログのタイトルも今年から変更します。私自身がこの20年来追求してきた自然との共生のための思想と実践を私なりに昇華して創作した「山遊海想」をタイトルにすることにします。


           和歌山南部町千里浜の夕日ことしもここで幕営焚き火やります。

           20年ぶりの沖縄座喜味城 今や世界遺産に登録

           昨年40日以上滞在したわが西吉野山荘。

           那覇牧志公設市場の食堂

           青ブダイとアカハマダイのお刺身とグルクンの唐揚げを久米仙で頂きました。

ご無沙汰いたしております。「第47回総選挙結果に思う」

 今回奈良県第3区で民主党が候補者を立てられず、かつてご支持頂いた多くの皆さんから選択肢がないことについてのお叱りをいただいております。私自身も責任を感じております。前回の結果で、この20年間、自分なりに思いを込めて活動してきた地元でもパッと出の維新候補にも敗れる結果になり、全てを否定されたようで非常にショックを受けました。ここが潮時かと感じ、とりあえずは身を引かせて頂くことになりました。
 さて、今回自公が3分の2の圧倒的議席を確保しましたしたが、今回の自民党の得票数は、前々回の私自身が当選させて頂いた総選挙で自民党が惨敗した時よりも少ないとのことでした。この大いなる矛盾の原因は投票率の低さ、つまり無関心の拡大によるものと考えられます。自公にとっては投票率が低ければ低いほど、国民が政治に無関心であればあるほど有利となることは事実ですので、今回の安倍首相の解散のタイミングは実はこれを狙ったのではないかと思います。野党の選挙態勢が整わないうちの解散というのが表向きにいわれていますが。そういう意味で今回の解散は彼らにとってはまさにベストだったわけです。こんなところから集団的自衛権という名の自衛隊の事実上の米軍編入やら徴兵制やらが実現していくんでしょうね。

長年のご支援に心から感謝申し上げます。

ご 挨 拶  

謹啓 秋冷の候 益々ご健勝のことと存じます。
 さて、私儀この度、民主党奈良県連合会副代表および民主党奈良県第三区総支部長を退任することになりました。
2005年五月の就任以来8年6ヶ月の間、温かいご支援を賜りましたことに心より御礼申し上げます。振り返りますと、29歳の春に初めて香芝市議会議員選挙に当選させて頂いて以来、気がつけば、20年間も政治活動に携わらせて頂く機会をお与え頂きました。この間、奈良県議会議員、そして衆議院議員として地方政治と国政に参画させて頂くことが出来ましたのも長年にわたる皆様のご支援の賜物であると改めて感謝御礼申し上げます。今後は一市民住民として、政治に関心を持ちながら引き続きこの国の人々の幸福を願い、行動を続けていきたいと存じます。長年にわたる皆様方のご支援に重ねて御礼申し上げ、退任のご挨拶とさせて頂きます。。最後になりましたが、皆々様のご多幸ご健勝をお祈り申し上げます。誠にありがとうございました。  敬具

2013年11月 吉日
                 前衆議院議員 吉川政重 

アベノミクスの光と影 その問題点を検証  民主改革創生フォーラム開催 6月16日

第2回
改革創生フォーラム 〜安倍政権の政策と地方の視点

ゲスト 元総務大臣 慶応大学教授 片山 善博さん

とき  6月16日(日)午後1時30分から
ところ 奈良県社会福祉総合センター6階大ホール
近鉄橿原線畝傍御陵前駅徒歩五分
入場無料

民主党は今、変わろうとしています。国民の皆さんの声を聞かせていただくことから始め、もう一度皆さんに信頼していただける政党に生まれ変わります。民主党奈良県支部連合会におきましても、県民の皆さんのご意見を聞かせていただき、ともに日本の将来を考えさせていただきたいと存じます。皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。

各駅街頭で改革創生フォーラムのご案内をかねて訴える吉川まさしげ前衆議院議員 6月1日
 



困難を極める党再生への道のり

先の総選挙の惨敗を受けて、党本部に党改革創生本部が設置され、役員が全国行脚を開始しています。しかし、各地での反応を聞くときわめて低調で未だ敗戦のショックから立ち直れていない状況です。わが奈良県連でも3月3日に党県連大会が開催されましたが、参加者は昨年と比べてかなり少なく全国的な状況と同じであることを示しているのではと思いました。遅ればせながら党本部から今月末に奈良県にも担当役員が来訪されることになりました。もし、ご意見を申し上げる機会があれば、ぜひ内部分裂をやめて、今一度結党の原点に立ち返り、党が一枚岩になることしか再建の道はないとお伝えしたいと思います。