時事放言 大義なき復党だ

この自民党復党は筋が通らない 
 先日ついに安倍首相は、先の総選挙で郵政民営化に反対し、離党した11人の現職議員の自民党復党を事実上容認しました。来年7月の参議院選挙で、彼らの支援を得たいとの思惑があると伝えられています。何でもありの自民党もついにここまで来たかと思ってしまいます。郵政民営化を唯一の争点として、衆議院を解散して、国民の信を問うた昨年の衆議院選挙は、いったい何だったのか。議会制民主主義の根本を揺るがす暴挙だと言えば言い過ぎでしょうか。しかも、この話には、間近に迫る期限までに11人が復党することで、自民党政党助成金2億5千万円が転がり込むという算段だという落ちまでついているとのこと。これでは、汗水垂らして働いて、税金を納めて頂いている国民は浮かばれません。私も怒りの余り、思わず一句浮かんでしまいました。
 大義なき復党なりて自民党 
  二億五千万血税獲得
  字余り 御粗末