環境問題視察

水力発電という1000キロワット以下の発電がクリーンエネルギーの観点から注目しています。千葉県の妙典給水所にこの設備があると聞き、石田三示議員と山崎誠議員ら環境委員会の有志で訪問しました。上流の浄水場から流れる水道水が35メートルの下にあるこの給水場に運ばれますが、その落差を利用して、小規模な発電機を取り付け約350キロワットの電力を生み出しています。わざわざダムのような設備を建設することもなく、もともと使われている水道管に付着するだけの簡単な設備でこれだけの電力が生み出せるとは、正直驚きでした。全国にある水道設備で同じような取り組みができれば、相当な電力を生産できると言うことで、なんとしてもこれを拡大普及しなければなりません。その後、渡り鳥の生息地としては東京湾では残り少ない千葉の三番瀬に立ち寄り、ラムサール条約の湿地登録を進めるためにがんばって頂いている現地NPOの皆さんから現状の説明をいただきました。12時に議員会館を出て、大急ぎで見て回り、午後4時半には会館に戻りました。