今朝は、9時から衆議院法務委員会に交代で出席しました。交代で出席というのは、本来の委員がどうしても出席できない場合に、当該議員が一旦、委員を辞任して新たに別の者を委員を任命するという手続きを踏んだ上で委員を「差し替え」るということです。今回は川越孝洋議員の代打ということになりました。代打といっても普段参加できない委員会の議論に参加できるということもあり、ある意味では貴重な勉強の機会でもあります。
 さて、今日の法務委員会で江田五月法務大臣に対して、自民党の委員から「参議院議長経験者が大臣に就任するのは天下りと同じで行政をゆがめる」との発言がありました。これには正直驚きました。わが国が採用している議院内閣制についての認識が全くない方が国会議員をしているのでしょうか。かつての自民党政権下でも衆議院議長経験者が大臣になったことは何度もあります。そんなとんでもない質問にも穏やかに丁寧にご自分の言葉で答弁されている江田大臣には大変好感を持ちました。