柔道五輪3連覇野村忠宏杯大会に運営参加

 
オリンピック柔道日本代表選手と記念撮影前列左より野村忠宏氏(アトランタシドニーアテネで金)前田武志参議院議員(野村道場顧問)鈴木桂治氏(アテネ大会で金)
後列左より吉川政重井上康生氏(シドニー大会で金),内柴正人氏(アテネ大会で金)、篠原信一氏(シドニー大会で銀)

オリンピック柔道3連覇という前人未踏の偉業を達成された野村忠宏選手の功績を記念する「野村忠宏杯少年柔道大会」が去る10月1日広陵町中央公民館で開催されました。当日は、近畿各地の道場から少年柔道家達が集まり、日頃の練習の成果を競い合いました。野村選手の父君の野村基次先生は、私の天理高校時代の恩師であり、また野村選手自身も私の天理高校の後輩という関係もあり、当日大会役員として、運営のお手伝いをさせて頂きました。競技の途中で、日本を代表する現役の柔道オリンピックメダリスト5人による模範競技や実技指導などもあり、普段は、テレビでしか見ることのできないあこがれの選手達との夢の対戦や質問に答えてもらえるなど、子供達の目はどれも大きく輝いていました。野村選手が、「次の北京オリンピックでの4連覇をめざして今、練習に励んでいます。」と答えると、会場から大きな拍手がわき上がりました。彼の精悍な顔ときびきびとした仕草を拝見すると、4連覇という奇跡も決して夢ではないと感じました。こんな凄い立場にありながら、野村選手が少年達の後ろからそっと肩を抱く姿や、大会のお世話の人たちひとりひとりにお茶をくみながら丁寧に挨拶に回られる姿から、彼の礼儀正しさと、優しさ、心の低さが、伝わってきました。私自身も心が洗われた1日でした。彼の活躍を心からお祈りしたいと思います。