ようやく予算方針が決定か

今年も残すところあと1週間となりました。この数日間は、政府の予算編成の動きがいよいよ佳境に入り日々刻々と変わる状況にとまどいながらもじっと注視してきました。幸い、環境税とガソリン暫定税率の付け替えという話は消えましたが、暫定税率そのものは今回は残すという方向になったということで非常に複雑な心境です。財源の確保が出来ないという理由や地方譲与税も連動しており、地方財源の落ち込みを避けなければならないということでやむを得ないのかなとも思いますが、国民の思いは違うところにあるのではないかとも大変心配です。今回は税収の落ち込みが9兆円という異常な事態での決定であり、暫定税率廃止については次回以降にぜひ実現されるべきだと思っています。こんな事もあってか、この間各地で支援者の皆さんとのミニ懇談会を開催させていただいておりますが、多くの皆さんから様々な御意見やおしかりを戴いております。しかし一番多いのは「自民党政権の後始末をしながらの予算編成なので直ぐに全部の約束事を実行できないのは当たり前。時間を掛けてじっくりやってくれたらいい。」というご意見でした。本当に温かい皆さんのお心に感謝です。