予算委員会に傍聴参加

今、衆議院予算委員会が開かれています。我々1年生議員は各班(国対委員10数名で一つの班)ごとに傍聴参加が割り当てられ、今日の割り当ては午前中だけでしたが、午後に大和高田市の島田保継議会議長が奈良からお越しになりましたので、ご案内もかねて午後も参加しました。自民党議員からは民主党政権マニフェストを守っていないことを次々に指摘する質問が相次ぎましたが、すべて今すぐ実現することが当たり前のようにこじつけるものが多いと感じました。勿論マニフェストには優先順位もあり、4年間かけて実現を目指す項目もたくさんありますから新年度予算で達成できない項目があるのは当然のはずです。しかし、今日の質問で私が特に「よく言うわ!」と思ったのは、民主党子供手当や高等学校授業料無償化を批判する中で「自民党ならそんなことをせずに幼稚園を無償にする。その方が少子化対策によほど効果がある」と自民党の質問者が発言したことでした。幼稚園の無償実現はそもそも2005年の前々回の衆議院選挙での自民党の公約でした。この選挙で自民党は大勝し、その後4年間政権を担ったはずがこれを全く無視し実現しなかったどころか、昨年の衆議院選挙のマニフェストでもまた幼稚園の無償をかかげていました。そしてまた今日の予算委員会で再び持ち出してきました。これはいったいどういうことなのでしょうか。