100歳の現役医師 日野原重明先生の講演

先ほど民主党看護議連の総会に聖路加国際病院の理事長日野原重明先生が記念講演に来て頂きました。今年100歳の現役医師として有名な先生に講演前にご挨拶を申し上げると「ご苦労さん」と握手を賜りました。30分の公演中はずっと立ちっぱなしで張りのあるはっきりとしたお声が印象的でした。かつての「成人病」という誤った呼称から「生活習慣病」に変えるために30年かかった話から始まり、現在の日本の医学教育システムのあり方を何としても変えたいので後10年は働きたいと力を込めて語られました。そのためには健康を維持する必要があり、30歳から生活の中に採り入れている長生きの秘訣を伝授して頂きました。しかし魔法のような手段があるという話しではなく、今もエスカレーターは使わず階段を歩くことや食べ物の節制や体重管理などご自身が長年相当の努力をされていることが分かりました。その他講演内容は、沖縄の普天間基地問題や平和教育のために週3回は今も沖縄に出向いていることなど、途切れることなく30分間まさに話しっぱなしの元気な先生でありました。