原子力安全規制の組織の在り方で委員会質疑に立つ

去る6月8日、衆議院環境委員会で参考人質疑に立たせていただきました。今回のテーマは新たに設置する原子力規制のための組織の在り方です。従来原子力を推進する立場にあった経済産業省の下部組織に原子力規制を担う原子力・安全保安院があり、この間安全確保と規制の区別と実効性が形骸化してきたことが今回の福島第一原子力発電所の事故から改めて明らかとなり、抜本的な法改正をおこなうことになりました。この日は、原子力の専門家4人が委員会に参考人として出席され、それぞれ、今回の法案についての意見を陳述した後、それについての質疑をさせていただきました。原子力の利用と規制を担当する組織を明確に分離し、規制を担当する組織の独立性を確保すること、そして、災害緊急時の災害対策本部長でもある総理の指揮の在り方などについて意見を述べさせていただきました。