岩国住民投票結果に思う

2006年3月13日 
「岩国住民投票結果に思う」昨日、行われた米軍岩国基地への米空母艦載機受け入れの賛否を問う住民投票の結果、反対9割という結果が出ました。この投票に法的拘束力はありませんが、地方分権の時代、地元住民の圧倒的多数の意思は大変重いといわなければなりません。外国の軍隊、しかもこの間アメリカの世界規模の軍事戦略に日本外交は翻弄されすぎと思うのは私だけではないようです。「テロとの闘い」を唯一の根拠に、アフガン、イラク、を攻め、大義名分であった大量破壊兵器イラク中どこを探してもありませんでした。こんなことで一国の政府を破壊し、政府指導者を次々と捕まえて裁判にかけることが何故出来るのでしょうか。攻撃と破壊の戦後復興に日本などから莫大な資金を提供させて、復興事業を受注するのはアメリカ企業。しかも彼らが目に付ける地域は石油地帯、そして次はイランだと意気込む。今やアメリカの経済を牽引しているのは戦争関連企業だといわれています。これでは19世紀の帝国主義も顔負けでしょう。少々放言が過ぎましたかな?