偽メール提供者を告訴せよ!

前原執行部総辞職は遅すぎたというより避けることができた。
真相究明は終わっていない。偽メール提供者を告訴せよ!

 私自身、民主党に所属するものとして、今回の一連の件で民主党支持者はもとより国民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしていることにあらためてお詫び申し上げます。 
 昨日、前原代表の辞職が民主党両院議員総会で承認され、これによって執行部が総辞職することになりました。この間の堀江メール問題での対応について、当初から判断の誤りを積み重ね、傷口を自ら広げていった状態を招いた責任を取ってのことだそうですが、余りにも遅すぎたというより、適切な対応が取れていれば、この事態にはならなかったというのが正直な感想です。初めから最後まで失敗の繰り返しだったと思います。あのメールがニセ情報であったということがわかった時点で、前原代表が国民の皆さんと関係者に真っ先に謝罪をして、張本人の永田議員を辞職させると共に、ガセネタを提供して、国政を混乱させた西澤元記者を直ちに告発し、あわせて民主党が国会の証人喚問を要求し、この問題の真相究明の手段を講じるべきでありました。そうすれば、前原執行部の総辞職にはならなかったでしょう。それと、永田議員がようやく辞職することになったため、衆議院懲罰委員会の審議は打ち切られることになり、今回の騒動の発端である堀江メール提供者とされる西澤氏の証人喚問も中止されることになるそうですが、これでは、多くの国民は納得できないでしょう。このままでは真相は闇の中に消えてしまいます。こんなことが2度と繰り返されない為にも、民主党は、彼を刑事告訴すべきであります。
 近日中に前回、前原さんが選ばれたときと同様に、またしても国会議員だけで次の代表が選出されるようですが、選挙権をお持ちの国会議員各位には、今回の事件を重大な教訓にしていただきたいと願うばかりです。