年末のあいさつ回りでたくさんのご意見を頂戴する毎日です。

12月9日に国会が閉幕し、その後日帰りで何度か上京することはありましたが、この間年末のあいさつ回りに奔走しています。しかしながら、皆さんからは厳しいお叱りやご心配の声をたくさん頂戴する毎日です。主には消費税や八ッ場の問題などマニフェストについてのお話が多く、選挙中の公約がほとんど反故にされているとのご指摘です。もちろん実現できなかったことがいくつもあることは事実です。このことについては率直にお詫びしなければなりません。しかし、マスコミの報道ではほとんど触れられておりませんが、政権交代によって大きく方向が変わったことも実はたくさんあります。予算の配分は大きく変わりました。高等学校授業料無償化について、政権交代前の関連予算はこの間340億円程度だったのが4000億円に増額をさせていただきましたし、子ども手当ではこの間の児童手当では約1兆円であった予算が2兆5千億円に増額をさせていただくことができました。その増額分は基本的に予算の組み替えによって従来の公共事業費などから配分を変えた実例です。八ッ場ダム工事再開は私自身残念でありますが、大局的には「コンクリートから人へ」の流れは大きく前進していることは厳然たる事実です。