2012年は脱原発依存とエネルギー政策転換の年に


新年あけましておめでとうございます。。皆様のご支援で国政にお送りいただいて早2年が経過しました。私はこの間、国会では衆議院環境委員会と災害対策特別委員会に籍を置きながら地球温暖化対策や生物多様性といった環境問題を中心に取り組みを進めて参りました。しかし、昨年3月11日の東日本大震災以降は、放射能汚染廃棄物や土壌の処理が新たな重大な問題として浮上しました。そもそも産業廃棄物や一般廃棄物はこれまで廃棄物処理法で処理されており、環境省自治体の所管です。しかし核廃棄物を含む原子力関係の廃棄物はすべて除外する旨の法律の規定があり、今回のような大規模かつ広範囲に及ぶ放射性廃棄物の処理については事件発生当時に法律がないという状態でした。また、福島第一原発事故を受けて、この間の原子力に過度に依存してきたわが国のエネルギー政策の転換を図るための再生可能自然エネルギーの拡大も大きなテーマとなりました。緊急を要するこの2つの重要な問題に関する法案の立法作業にこの間全力を尽くして参りました。そして、昨年6月末の通常国会の会期末から会期を大幅延長する中でようやく「放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」と「再生可能エネルギー特別措置法」がいずれも成立させることができました。引き続き全力で国政の諸課題に取り組んで参ります。新しい年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。